昨日から阿部真央にはまっている。
デッドラインと人見知りの唄がとりあえず最高だなー。と思う。
で、その阿部真央を聞いていると
なんとなくセンチメンタルな気分になっている事に気付いた。
そして不意に思い出した。思い出してしまった!思春期のころによく家出掲示板で神待ちしていたことを。
そして、とあるマニアックな漫画のことも思い出した。
それは「センチメントの季節」
知ってる人いる?いたらこそっと教えてください。
これ、中学くらいの時に連載してた漫画の題名です。
ビッグコミックスピリッツだったかなぁ。
思春期の女子が主人公で親とうまくいってなかったり
家出を繰り返しては、掲示板で出会う見知らぬ男の家に泊まりこんでは
男関係で酷い目にあったり時々楽しい事があったりして
大人の階段を2歩飛ばしで登った後に、
「ああ、私変わってしまったんだな」と気付いて
センチメントな気分になるっていう短編漫画の連作。
すごい面白いってわけでは無かったと思うんやけど
思春期真っ只中の感性に響くものが何かあったみたいで、
なんでかわからないけど凄い気になって全部買った。全4冊。
春・夏・秋・冬の計4冊。
表紙が女子高生であったり内容が内容なだけに(援助交際とか出てくる)
なんとなく人に見せ辛い本で、こそこそ読んでいた。
そこで終わりなら、へぇーそんな漫画あったんやで終わるんやけど
その数年後、
まさか自分自身もセンチメントの季節の主人公の少女と同じように10代向けの神待ちサイトにハマっていたるとは思わなかったけどw
でも、自分自身が家出少女になって初めて、主人公の親に反発したい気持ちがよくわかったし、
ますますこの漫画の内容がいかに思春期の少女の気持ちをとらえているかわかった。
作者の人すごいなー
今の私がいるのは
もしかすると神待ちサイトを利用して家出を繰り返していたあの頃
「センチメントの季節」の主人公と自分を重ね合わせていたからかもしれない。
ありがとうセンチメントの季節。
あれから、何年もの歳月が過ぎた、
さすがに大人になったし、今は神待ちサイトに頼ることなく、自力で親元から離れて生活しているよ。
人は10年経っても変わらないものだという事が良くわかる一例である。